Recruitment
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こすず荘は、立ち上げ当初から3~4kg、体高26~28cm程の優良血統の子達をゆっくりと、大切に繁殖させてきました。20年以上ブリーディングを続けてきた現在では、更に小型化が進み、お迎え時(生後80日)体重400g台、成犬時(1歳時)体重2㎏前後の仔も多く誕生しております。一般的な豆柴と比べると、あまりにサイズの違いがあるため、こすず荘では『極小豆柴』と呼称し、多くのご家族さまの元へ巣立っています。
こすず荘の仔犬たちは、とても小さな体格をしていますが、無理な食事制限は全く行っておりません。獣医師の細かいチェックも入れながら、皆健康で魅力的な柴の要素をギュッと詰め込んだままの小さい体型で納まっております。マンション等の規約で、超小型犬サイズでないと許可が下りないお住まいでも、こすず荘のサイズでしたら全く問題なくお迎えして頂くことが出来ております。
老犬になり、介護が必要になっても体重が2㎏程度でしたら様々なケアに関しても安易に行うことが出来ます。体重が重いことで、諦めていた事、大変でしてあげられなかった事、愛犬ちゃんが老後を迎えた際に、出来るだけ色々な事をしてあげたい、というご家族さまにも安心して頂けます。
一般的な豆柴サイズの子と暮らしている方から『豆柴の仔犬ちゃんですよね』と成犬になってからも言われるサイズで、ここまで来ると、ほとんどチワワやトイプーと同じサイズになりますが、日本犬らしい骨太の骨格なので、写真では大きさが全く伝わらず、実物を見て初めてその大きさを実感して頂くことが出来ます。
日本犬は日本人と同様、独特の感性と性質を持っているため、洋犬の性質を基に考えられている一般的なしつけの常識が、日本犬にとって当てはまらないことが多く、むしろ問題行動を悪化させる原因にもなります。
多くのドックトレーナーさまの多くも、洋犬に適したトレーニング理論を基本にしているため、日本犬の問題行動を上手に修正することが出来ず、日本犬の特殊性に気が付かないまま対応している現状にあります。トレーニングに関しても、洋犬に対しては効果的な方法でも、日本犬には全く効果が無く、むしろ悪影響を与える原因となる場合があるため注意が必要です。
日本犬は、思慮深く聡明で野性味が強く、日本人らしく清潔を好み、少し頑固な面があるものの、意志が強く私たちの心を掴んで離さない素晴らしい犬種です。そのため、しつけに失敗してしまうと修正が難しく、洋犬と比較するとしつけの難易度が高い犬種と言えます。柴犬(日本犬)は気難しく、よく吠える等、否定的な事を言われてしまうのは、そのような理由があるからです。
近年の遺伝子解析により、オオカミに最も近いの遺伝子を持つのが日本犬全般であり、その中でも柴犬が突出して(99%以上)高い事が発表されました。そのため、洋犬よりもより野性味が強い傾向にあり、しつけの方法や普段の接し方に関して、常に『群れ』を意識することが重要となります。
しつけの難易度が高く、群れを常に意識した日本犬を社会性の高い良い仔に育て上げることは一筋縄では行きません。そこで、この一番重要で、難しい期間をこすず荘が引き受け、社会性の高い良い仔に育て上げてからお迎えをして頂くことで、どなたでもスムーズに仔犬との楽しい毎日を送って頂けますし、何か問題が起こった際もこちらからお伝えする内容に沿って対応いして頂ければ、いつまでも良い仔のままに成長を続けてくれます。
こすず荘の仔犬達はいつまでも小さく、どうしても赤ちゃん扱いしたくなってしまいますが、小さくとも立派な柴犬(日本犬)ですので、間違がった接し方や育て方をすると、家族(群れ)を守るための野生の本能が強く出てきてしまい、問題行動に繋がる可能性が出てきます。お迎え後も、問題行動を起こさず良い仔でずっといられる様に、こすず荘には、心と身体の発達段階に応じた、しつけやトレーニングを行っており、持って産まれた性格も考慮されながら育成されます。
それぞれの発達段階は、生後80日間を3つに分けられており、短く省略することは出来ません。一番重要で難しい時期は誕生から生後80日までとなり、私達が責任を持って、その期間の育成に力を注いで行きます。(こすず荘で行うしつけやトレーニング参照)生後80日までこすず荘でのしつけやトレーニングをしっかりと行い、ママ犬や兄弟、少し年上の優しいお兄ちゃんやお姉ちゃん、社会性の高い成犬達と密に関わることで、社会性の基礎をしっかり育くみ、日常生活に必要不可欠なしつけ等をしっかりと身につけてからのお迎えになりますので、お迎え後『あまりにおりこうさんで、手が掛からない。』『うちの子は天才!』等々、嬉しいお声をたくさん頂いております。実際の様子は、インスタグラムやブログ等でご覧頂けます。
こすず荘では仔犬ちゃんのお迎え前から、しっかりとしたサポートを始め、ご家族さまの色々なご不安やご質問に対して、一つ一つ丁寧に対応しております。20年以上サポートを続けた事で、多くのノウハウも蓄積され、今ではお答え出来ない事は全くありません。仔犬の時期、若犬から成犬の時期、老犬になり介護が必要になった時期等、どの時期に関しても適切な答えを持っておりますので、お迎え後のご家族さまにもご安心頂いております。
また、お迎え当日は、新しい生活において注意する点や、仔犬ちゃんに対する接し方、食事の質や量、食べさせ方、グッズの説明等々、多くのお話をさせて頂き、立派に成長を遂げて良い仔になった事を実際にお見せしております。お迎え後は、楽しい生活が始まる反面、小さな仔犬ちゃんがみんなと離れて、ポツンとしている姿を見て、ご家族さまの心配ごとや不安は時に大きなものになります。些細な事から、再度確認したい事等、朝から夜中まで出来る限りお電話やメールでサポートをさせて頂いておりますので、ご安心下さい。
お電話やメールのフォロー以外にも、アフターフォローの一環としてとても重要な、こすず荘出身の仔犬~成犬までが一堂に会するオフ会を開催しております。約1か月毎に1回開催されており、主な目的は、仔犬の社会性の発展、仔犬の問題行動早期発見、ワガママな行動の修正等となります。特にお迎え後の仔犬はとても良い仔のため、段々とワガママになり易く、普段から一緒に生活を共にしているご家族さまが、軽度の問題行動を発見することが難しいとうケースが大変多く、私達がオフ会の会場で問題行動の芽を見つけ、その場での修正やアドバイスをお伝えしております。
人、特に日本人は、生き物を慈しむ心が強く、感受性も豊かです。そのため、愛犬ちゃんを過度に甘やかしてしまう、人と犬、お互いが依存し過ぎてしまう、心の成長に振り回されてしまう等、心のあり方に関して何かと悩まれる方が多く、この部分により多くのフォロー、サポートを必要としております。『全ては愛犬ちゃんのために!』という熱い気持ちを甘やかしの方向ではなく、『より良い成長を支えてあげるために』という方向に上手く持っていけば、お互いが依存し過ぎてしまう悪い流れを断ち切り、愛犬ちゃんとご家族さまの、より良い関係(程よい距離感)を築くことが出来ます。愛犬ちゃんの精神発達段階において、どうしてもワガママに振り回されてしまったり、悩まれてしまったりする時期も、程よい距離感を保つことで悩む事無く『ああそんな時期なのね』と受け入れることが出来ます。
また、正常な発達段階にある犬には、必ず複数回の反抗期が訪れます。こすず荘のいう反抗期とは、ご家族さまと自分の力関係を試す時期と捉えています。今まできちんと出来ていたこと、言うことを聞いていたことが急に出来なくなる等、一見すると問題行動のように感じる時期です。反抗期は1・3・5歳に大きな波が来ます。小さな波は、生後8ヶ月付近で来ることが多くなります。この時期は、通常の対応では上手く行かないため、反抗期用の対応をとる必要が出てきます。正しい対応が出来れば、その後の成長に大きな問題も無く、犬も人も共にストレス無く過ごすことが出来ます。反抗期になった際は、直接ご家族さまからお話を受け、その子に合ったアドバイスを致しますので、ご安心下さい。
清潔な環境は、生活の重要な基盤の一つで、特に日本犬は、日本人と同様に生活な環境を好みます。定期的なシャンプーで、常に犬達の体を清潔に保ち、寝床の毛布ま毎日洗濯をし、外で皆が運動をしている間に十分に広く確保されたゲージ(リラックスや睡眠をするエリア)を清掃、消毒しております。
動物愛護管理法が改訂され、犬のゲージや運動場の広さ等が細かく規定されておりますが、こすず荘では20年以上前から規定を大幅にクリアした状態で、犬達と生活を共にしております。通常ですと、犬舎の汚れや臭いが入ってこない様に、自宅を離していることが一般的でしたが、私達は、一般家庭と同じ様にひとつ屋根の下で生活を共にしております。共同生活を送ることで、犬達の体調やちょっとした変化を見逃さずに感じ取れますし、絆や信頼感も高く保つことが出来ます。
定期的なシャンプーは皮膚の皮脂を取り過ぎない様に、適切な期間を空けて行っております。また、外で遊んだ後は、必ず手足を低刺激の専用シャンプーで洗い、お腹とお尻は暖かい流水で十分流し、全身をバスタオルで拭きあげてからお家に上がります。同時に、歯磨きも行い、耳掃除や爪きりも必要であれば適時行います。仔犬ちゃん、老犬含め、常時40~50頭程の子たちがいるので、それだけでも時間がかかります。けれども、これを毎日丁寧に行うことで、身体の清潔を保つことはもちろん、仔犬ちゃんに関しては、嫌がらずに大人しく洗われる事をしっかりと教えることが出来ます。シャンプー、爪切り、歯磨き等は、年を重ねる毎に嫌になってしまい、多くの方が出来なくなってしまうと良く耳にします。こすず荘の仔犬は、毎日のケアをストレス無く受け入れる練習をしっかりと行った上でのお迎えとなるため、ご家族さまにとっても毎日の負担やストレスが軽減します。
歯磨きや歯石とり等の口腔ケアは、とても重要になります。口内環境が悪くなると、健康状態も同じ様に悪くなってしまいますし、老犬になった際に歯石が有る場合には健康寿命が短くなることが医学的に判明しております。ただ、犬にとって、口周り(マズル)や口の中は、触られることを嫌がる部位です。犬にとって触られたくない嫌な部位だからと言って、触らないということを続けてしまうと、犬と人の主従関係が逆転してしまいます。関係が崩れることで、ご家族さまを召使の様に扱い、気に入らないことがある度に怒る、最終的には攻撃(歯を当てる、噛む)に繋がるきっかけを与えてしまいます。
そうならない為にも、嫌がる部位こそ重点的に触るようにしてあげます。だからといって、力任せに触っても恐怖心を植えつけるだけになってしまいますから、少しずつ少しずつ、ゆっくりと慣らせていきます。歯磨きも同様に、少しずつゆっくりと慣らしてあげます。
最初は歯ブラシを口に当てることから初め、前歯を磨く→奥歯を磨くと段階を踏んでゆっくりと進めていきます。上手に出来る様になれば、最終、歯石をスケーラーで削り取れる様になります。歯磨きが出来れば口腔内を健全に保つことが出来ますし、誤飲を防ぐために急に指を入れても噛まれませんし、良いことずくめとなります。
ケアを行う際には、ゆっくり丁寧にが基本ですが、常に堂々とした態度でしっかりと体を保持し、心の中で『逃げない様に』と強く思いながら行う事が重要です。こすず荘の仔犬は観察力がバツグンに高いため『じっとさせてしまって可哀想』『暴れて逃げ出したらどうしよう』等の弱気な気持ちを敏感に感じ取ります。その気持ちを感じ取るとすぐに逃げ出そうと無理やりの大暴れをする様になってしまいます。一度逃げ出せたことを憶えてしまうと、強い達成感を得てしまい、次のケアを行う際、さらに激しく暴れる様になります。こすず荘にいる間は、とっても良い仔で嫌な事でも心静かに受け入れる様になってからのお迎えとなりますので、しっかりとした気持ちと方法を持って頂ければ、ご家族さまでも上手に毎日のケアをして頂けます。
こすず荘では、仔犬をゲージやキャリーに入れっぱなしにはしません。外でしっかりと運動をさせ、風や日光をたっぷりと当てることで、心と体を豊かに成長させる手助けとしています。仔犬、若犬から成犬、老犬は、外での運動に加え、リードを付けて複数ずつお散歩をすることで、群れとしてのトレーニング、足腰の鍛錬や健康維持など、多くの良い効果を与えるようにしています。
お散歩は、しっかりとしたリーダーウォークを行う事を意識し、しつけやトレーニングの効果を得られる様な形で行います。複数同時のお散歩を行い、群れとして感じられる形で歩き、調和を保とうとする犬の本能に強く訴えかけることで、犬達が皆で仲良く生活を送れる平和な群れになってくれます。
パパ犬は、発情の匂いで感情の起伏が激しくなる時がどうしても出てきてしまいます。けれでも、群れとしてのしつけがしっかりと成されていれば、パパ犬同士で仲良く遊ぶこともできます。
パパ犬以外は、お散歩から帰ってきた後、お庭にフリーで遊ばせてあげます。フリーの間は、仔犬ちゃんのしつけをしたり、自分の子でなくても授乳をさせてあげたり、走ったり、寝転んだり思い思いの時間を過ごしています。仔犬ちゃんたちにとっても、心身が安定している社会性の高い大人達の中にいることで、社会性の基礎がしっかりと育まれていきます。
仔犬ちゃん同士で調子に乗って遊んでいても、少し年上の仔や、成犬達がしっかりとしつけてくれるので、しっかりと凹んで、とても良い子に戻ります。自分より月齢が低い子を慈しむ心が育ち、月齢が低い仔にとっては、犬に対する信頼感が高まり、優しく頼りになる存在だと強く認識する様になります。
人との関わりが増えていく中で、人に対する信頼感も強くなるので、小さな子とも遊べる様になります。一般的には小さな人の子供を苦手に感じる犬が多く、その理由として動きが突飛で、時に理不尽な事をしてくるため、少し緊張感を抱いてしまうという事があります。こすず荘では、小さな人の子の突然の行動にビックリしない様に、根気よく子供と一緒に遊ばせております。少し理不尽な事でもガマンすることを学ぶことも重要で、社会性の基礎を育む事や、しつけやトレーニングを行う上でも非常に良い影響を与えてくれます。